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執筆者の写真谷口高史

若気のいたり💦 その二




一人の先輩から言われた言葉に固まってしまった。


Ⅰ先輩「谷やん、殺陣は一人でやるもんと違うで」


そのあとどういう言葉が続いたか正確には覚えていないが、今も私の心の中に残っている「教え」として、


「相手が出来ないからといって自分だけが先走ってやったとしても『殺陣』としては成立しない。それが二人だけでやる一騎討ちとなればなおさら。

相手が遅いと思ったなら、その間(ま)を芝居で埋めればよい。

自分の方が技術があると思うなら、工夫して成立させる。

『殺陣』は一緒につくり上げるもの」


少しばかり出来ると思って伸びていた私の鼻はヘシ折られた。

いや、折ってもらえた・・・

<m(__)m>


上手くいかないのは相手の能力のせい。

殺陣においては確かにそうしたこともあるかもしれない。

しかしその理由が年齢による体力の衰えであったり、

殺陣に不慣れなことによるものだとしたら、すぐに改善できるものではなく、

時間に猶予がない場合は、


「出来る人が出来ない人に合わせてあげる」


それからは、うまく合ってないと感じた時に、

どうすれば成立させることができるのかを考えるようになった。


でも実際の撮影現場に出ていない私は、まだまだ

「井の中の蛙」

大海を知らない勘違い蛙(カワズ)の迷走は続いた💦


その話はいずれまた・・・



※せっかくコメントをいただいても返信できないこともあるので、コメント欄は閉じています。ご了承ください。<m(__)m>







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